同紙によると、ケント州の14の協議会のリーダーは、内務相宛の書簡の中で、同州のカンタベリーとアッシュフォードにある学校は、移民が流入したことで、小学6年生と中学2年生の地元の子どもたちが学校に通うことができなくなったと明らかにした。これにより、地元の子どもたちは、約40キロメートル離れた他の町の学校で授業を受けることになり、協議会はそのための多大な負担を強いられることになった。また、ケント州内のサービスセンターは、生活費と支援を必要とする住民が増え続けており、すでに限界に達しているという。また報道によると、英仏海峡を渡って不法入国する移民が急増しており、状況は悪化している。
ケント州による内務省への訴えは、英国議会の同州の議員からも支持された。議員は移民当局に対し、難民の負担をより迅速かつ効率的に解消し、そして最も重要なこととして、全国に均等に分配するよう求めた。さもな ければ、この問題は長期的な課題となり、人々の日常生活に深刻な影響を与える恐れがある。
スプートニクは以前、英国は国内の不法移民を追跡するためのマーキングシステムを導入しようとして いると報じた。
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