首相は訪問先のバンコクで記者会見し、政策課題の解決を最優先するとした上で、寺田氏の進退について「どうあるべきか、首相として判断したい」と述べた。20日にも最終判断する。来年1月の通常国会前の内閣改造に関しても「難度の高い課題に挑戦していくため、適切なタイミングを首相として判断したい」と言及した。首相は会見後、帰国の途に就いた。寺田氏が辞任すれば、山際大志郎前経済再生担当相、葉梨康弘前法相と合わせ1カ月弱で3人目の閣僚辞任となる。(c)KYODONEWS