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フィギュア、ロシアGP第5戦 女子・サモデルキナが首位発進

日本でフィギュアスケートのNHK杯が行われた19日、ロシア・サマラではグランプリロシア大会第5戦「ボルガのピルエット」が開催された。この日は女子ショートプログラム(SP)でソフィア・サモデルキナ選手(15)が首位発進した。サモデルキナ選手は、第2戦のモスクワ大会でも総合2位となっており、今回の優勝候補の1人。
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サモデルキナ選手は73.15点でSP1位となったものの、高難度のトリプルアクセルで転倒。露スポーツメディアによると、滑走後は「全体的には不満。コンビネーションは予定していたものとは違ったし、アクセルもあんな感じ。もっとアクセルは練習しなくては」と話したという。
1年以上けがで欠場が続いていたアンナ・フロロワ選手(17)はリンクに戻り、70. 74点で2位につけた。北京五輪銀メダリストのアレクサンドラ・トルソワ選手(18)は、69.50点で3位となり、フリースケーティング(FS)での挽回を目指す。
同大会女子シングルのFSは日本時間の20日夜に行われる。
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グランプリ・ロシア大会の第5戦「ボルガのピルエット」は19、20日に露サマラで開催。並行して開かれている国際フィギュアスケート連盟(ISU)のグランプリ・シリーズから露選手が排除されたために企画された国内大会となっているが、国際大会の表彰台を総なめにしてきたロシアの強豪が集う本大会は、世界レベルであるといっても過言ではないだろう。
グランプリ・ロシア大会の男女シングルではISUのグランプリと同じように、各選手が第1~6戦の中から最大で2回出場し、順位結果に応じてポイントが付与される。その合計点をもとに、来年3月に南部ソチで開かれるグランプリ・ファイナルに出場する選手を露フィギュアスケート連盟が決定する。すでに第1、3戦で優勝したカミラ・ワリエワ選手(16)は、ファイナル進出をほぼ確実にしている。
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