野生シカ 角にネットブランコが刺さったまま街を闊歩 米

米コロラド州北部エステスパークでこのほど、角にネットブランコが刺さった状態で道路上を歩く野生のアメリカアカシカが目撃された。
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動画が撮影されたのは今月14日。動画撮影が趣味の投稿者が車を走らせていたところ、偶然目撃したという。
路上を歩くの2頭のアメリカアカシカのうち1頭のシカの左角には、角とほぼ同じ大きさのネットブランコが。よく見ると、ブランコのロープが複雑に絡まっているのが分かる。
ブランコが絡まってしまった理由は不明。しかし投稿者は、秋に繁殖期を迎え、攻撃的になっていたアメリカアカシカががブランコを攻撃したのではないかと推測している。
一方、コロラド州公園野生生物局(CPW)は、ブランコはシカの命を脅かすものではないとして介入はしない方針。もうすぐ角が生え変わり、シカは自然とブランコから解放されるという。
こうした事例は同州では以前にも報告されている。同局は昨年、森林保護区内で少なくとも2年間、首にタイヤをぶら下げていたアメリカアカシカを解放することに成功している。
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