トルコ・エルドアン大統領、シリアとの関係正常化を否定せず

トルコのエルドアン大統領は、近い将来、シリアとの関係が正常化することについて否定はしないと表明した。
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トルコのアナドル通信は、「近い将来、エジプトとの関係が具体化し始めたように、シリアとも同様に関係が具体化するかもしれない。政治に罪の余地はない」というエルドアン大統領の発言を引用して報じた
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トルコのイブラヒム・カリン大統領報道官は10月、ロシアがエルドアン大統領とシリアのアサド大統領の会談を仲介することを申し出ていると明らかにした。エルドアン大統領は11月中旬、その可能性について「時期が来ればこの案を評価するかもしれない」とコメントした。その後、政府関係者に近いトルコ紙「ヒュリエット」のコラムニストは、プーチン大統領の仲介で、エルドアン大統領とアサド大統領がロシアで会談する可能性があると述べた。
カタールの首都ドーハで開催されたワールドカップの開幕式では、トルコとエジプトの首脳が初めて会談し、握手を交わした。2013年7月にエジプトのモルシ大統領が失脚し、クーデターが勃発して以来、トルコとエジプトの関係は悪化していた。エルドアン大統領は、大統領支持者に対するエジプト軍の行動を鋭く非難。トルコとエジプトは2013年8月に協議のため大使を呼び戻し、その後、エジプトはトルコ大使に、トルコはエジプト大使にペルソナ・ノン・グラータを宣言した。
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