次期米下院議長、1月3日以降はウクライナに「白紙の小切手」を許さない

連邦議会下院のケヴィン・マッカーシー院内総務(57)はウクライナ支援そのものには反対しないとしつつも、数百億ドルもの資金を監査や報告を通すことなく、「白紙の小切手」の状態で送り続ける慣例は継続しないと表明した。
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1月3日以降、連邦下院では野党・共和党が優勢となり、マッカーシー院内総務は下院議長に就任する見通し。
米下院議長、野党の優勢を受け指導者の座を次世代に託す
マッカーシー院内総務は記者団に対し、次のように発言した。

「私はそれがいかなるものであれ、白紙の小切手には賛成しない。これは納税者によって獲得された資金の産物なのである。そして私は項目に応じて財政支援を行うことを確信している……私は1月3日以降、我々が支払うものの額にかかわらず、白紙の小切手がないこと、報告を行うこと、監査を行うことを要求する」

共和党は立法機関で民主党から優勢を奪還する場合、ウクライナ支援を削減すると度々表明していた。
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