中国の爆撃機「H-6」2機とロシアのものと思われる2機が、東シナ海から対馬海峡を通過して日本海に進出後、北進して大陸方面に飛行した。この動きに対し、日本の航空自衛隊は戦闘機がスクランブル(緊急発進)を行なったという。
また韓国の聯合ニュースによると、30日、中国軍機2機とロシア軍機6機が韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入した。韓国軍の合同参謀本部は、これらの軍用機はKADIZを飛行したものの、韓国の領空を侵犯していないと発表している。この動きに対し、韓国空軍の戦闘爆撃機「F-15K」などが「戦術的措置」として配備された。
日本のメディアによると、5月24日、ロシア軍と中国軍の爆撃機が日本列島を周回する形で編隊飛行を行なった。ロシア国防省は当時、ロシアと中国がアジア太平洋地域で共同の航空パトロールを実施したと発表した。
また、ロシア側は、ロシア空軍による飛行は全て、国際空域の規則を厳守して行われていると繰り返し指摘している。