英国のウォレス国防相によると、ウクライナでの戦闘で英国の砲システムがどうしようもないほど時代遅れであり、近代化が必要であることが示されたため、英軍は新世代のミサイルを採用する可能性がある。英部隊の中核を構成する自走榴弾砲AS-90は、他国の同様の砲に比べて性能が大幅に劣っているという。
ザ・テレグラフによると、英政府はこの目的のために240億ポンド(約39兆6900億円)を追加拠出する計画。なお、全額が砲の交換に充てられるわけではなく、約半分の資金は開発プロジェクトや研究に割り当てられ、さらに60億ドルが国防省の予算の穴埋めに使われるという。
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