ロシア、クリル諸島に沿岸防衛用地対艦ミサイルシステム「バスチオン」展開増

ロシア太平洋艦隊の沿岸防衛用地帯艦ミサイル「バスチオン」部隊がクリル諸島パラムシル島の任務に就いた。ロシア国防省が5日、記者団に明かした。
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バスチオン部隊は今後24時間体制で監視を行い、周辺地域の管理にあたる。機材・人員は艦隊の大型上陸船で同島に輸送され、軍事キャンプ地が設営されている。
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ロシア国防省は、2021年12月2日にバスチオン部隊がクリル諸島マトゥア(日本では「松輪」表記あり)島に配備されたことについてもあらためて言及。2016年秋にはクリルのイトゥルップ(日本では「択捉」表記あり)島およびクナシル(同「国後」)島における沿岸防衛用ミサイルシステム「バル」および「バスチオン」新規配置についても報道されていた。
「バスチオン」には超音速対艦ミサイル「オニキス」が装備され、激しい戦闘下や電子線における沿岸防衛や各種クラス水上艦の攻撃、地上遠隔標的の攻撃が想定されている。
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