聯合ニュースによると、今回逮捕されたのはパク・ソンミン元ソウル地方警察庁情報部高官とキム・ジンホ元龍山警察署情報部員の2人。
パク容疑者の逮捕容疑は、警察の不作為を隠蔽しようと図り、ハロウィン期間中の雑踏事故の可能性を事前に警告した警察内部の報告書の削除を命じたなどとしている。また、キム容疑者はパク容疑者の指示を受けて部下に報告書を削除させたとしている。
事故は10月29日夜、ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィンのイベントで集まった群衆が将棋倒しとなり発生。日本人2人やロシア人4人を含む少なくとも158人の尊い命が失われた。警備体制に問題があったとして、地元警察への批判も高まっていた。
また、警備体制や事故発生直後の対応の不手際で追及を受けているイ・イムジェ元龍山警察署長とソン・ビョンジュ元緊急監視官については、「証拠隠滅の可能性が低い」として裁判所が逮捕状を却下した。
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