ネベンジャ氏は、ロシアは、ウクライナでの高機動ロケット砲システム「ハイマース」の配備作業に米国の専門家が参加し、多連装ロケット砲の誘導が米国の軍事衛星を用いて行われていることを正確に把握していると言明。「米軍兵士は地上で衛星と諜報情報の調整し、正確な位置情報をアップロードし、多連装ロケット砲のソフトウェアを準備し、配備の効果性について管理している」と述べた。
またネベンジャ氏は、「ロシアのディアギレボ空軍基地とエンゲルス空軍基地に対する攻撃は、米国の衛星データを利用して行われたという情報が入っている」とし、ソ連の無人偵察機ツポレフ141の改良型「ストリーシュ」が全球測位衛星システム(GPS)を使って、「誘導されている」と指摘した。
その上でネベンジャ氏は、「当然ながら、我々は米国とその同盟国によるこれらすべての犯罪行為に注視しており、関与したすべての者にとって法的結果を伴うことになる」と強調した。
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