チップメーカー大手、生産拠点を中国国外へ移転へ

台湾に本社を構える世界のチップメーカー大手フォックスコンは、中国に置いている生産拠点をアジア地域の別の国やブラジルに移転する計画を活発化させた。ブルームバーグが報じた。
この記事をSputnikで読む
報道によると、中国は受託生産にとって魅力的なフィールドではなくなった。より安い人件費を提供する用意のある国が他にあるという。
専門家らによると、フォックスコンは今後数年間で最大30%の生産拠点を中国からインド、ベトナム、ブラジル、その他の国へ移転する見込み。
【視点】世界の半導体業界のトレンドに追いつこうとする日本
カウンターポイント・リサーチの専門家によると、ブラジル指導部の支援によってフォックスコンは中国に置いている生産拠点をより迅速に移転することが可能。ブルームバーグは、すでにフォックスコンは今年、中国の生産拠点からの遅れを最小限にとどめ、インドで「iPhone 14」の生産を開始することができたと報じている。
コメント