「脳を食べるアメーバ」感染例 韓国で初確認

脳に侵入するアメーバ「フォーラーネグレリア」を原因とした原発性アメーバ性髄膜脳炎の感染例が韓国で初めて確認された。コリア・ヘラルドが韓国疾病予防管理庁(KDCA)を引用して報じた。
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コリア・ヘラルドは「KDCAは髄膜炎で死亡した男性がフォーラーネグレリアに感染していたことを初めて確認した」と報じた

この男性はタイに数か月間滞在した後、今月10日に韓国に帰国、それから11日後に死亡した。
男性には頭痛、発熱、嘔吐、言語障害などの症状がみられたという。追加の検査を行った結果、原因がわかった。KDCAが検査を行い、「脳を食べるアメーバ」と呼ばれるフォーラーネグレリアへの感染が確認された。
KDCAによると、汚染された水が口や鼻に入るとフォーラーネグレリアが脳に侵入することがある。フォーラーネグレリアは原発性アメーバ性髄膜脳炎という致命的な感染症を引き起こす。
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