「Times of India」によると、ヒョウの攻撃で林業労働者のほか、女性や子どもなど少なくとも15人がけがをしたが、命に別状はないという。負傷者の多くは自然保護区に隣接する「熱帯森林研究大学」から病院に搬送されたといい、現地の森林保護当局はヒョウが餌を探す際に誤ってキャンパス内に迷い込んだとみている。
インターネット上にはヒョウが華麗な跳躍で柵を飛び越え、勢いそのままに車に飛びつき、窓枠の一部をはがしとって走り去る様子を捉えた動画が拡散している。
ヒョウは茶畑に囲まれた大学近くの村々にも出没し、住民を襲っているという。現地当局は住民に外出しないよう警告するとともに、捕獲に向けて準備を進めている。