この声明は、12月下旬にタイへの観光旅行から韓国に帰国した男性が、フォーラーネグレリアによるアメーバ性髄膜脳炎で死亡したとの報道があったことを受けて発表された。
その声明で管理局の専門家は、アメーバ性髄膜脳炎の感染は世界的にみても極めて稀であり、感染地域はタイだけでなく、アジア大陸だと指摘している。
同局では、この疾病を予防するための4つの簡単な方法を一般の人々向けに発表している。
1.
汚染された天然の淡水域での水泳、特に潜水行為を避けること。2.
天然の水域、あるいは清浄度が不確かな水域の近くでは、鼻に水が入らないようにする。もし水が入った場合は、素早く力強く吹き飛ばすこと。3.
万が一、鼻に水が入った場合は、お湯に塩を足したもので鼻をすすぐこと。4.
淡水の水源に触れた時に、頭痛、吐き気、嗅覚障害などの症状が出た場合は、すぐに医師に連絡すること。過去5〜7日間にどのような淡水の水源に触れたのかを詳しく医師に説明し、医師の診断を仰ぐように。関連ニュース