わが子がプロとの対戦で失敗を重ねれば、そのうち自信を喪失し、オンラインゲームへの関心を失ってくれるのではないかというのが親の目論見。雇われた、あるゲーマーは「5回負かせて、子どもを泣かせた」と話している。
取材に応じたゲーマーのもらっている報酬は1時間に50元(950円弱)で、すでに2人の小学生の親をこの方法で助けたと話している。
中国はこれまでに児童のゲーム依存症を克服したことを明らかにしていた。2021年8月、中国当局はティーンエージャーを対象にオンラインゲームについての厳格な制限措置を導入。18歳未満のすべての国民のプレイ時間の上限を週末は2時間、平日は1時間と定めていた。にもかかわらず、子どもたちは制限をかいくぐる方法を見つけている。
関連記事