各国で花火による負傷者相次ぐ ポーランドでは2人死亡
ポーランドでは各地で花火などによる火災が相次いだ。現地消防当局によると、約700件以上の火災が発生し、その多くはゴミ箱や花壇、自動車が燃えたものだった。
この結果、これまでに2人が死亡、7人がけがをしたほか、12台の自動車が損傷した。また、年越しの夜には全国で計1200件の消防出動があり、そのうち149件は嘘の情報だったという。
また、イタリアでも全土で計180人が負傷し、そのうち48人が入院。ロシアのサンクトペテルブルクでも8人がけがをした。
レバノン、「祝砲」でエアバス機損傷
レバノンの放送局「アルジャディード」によると、同国の首都ベイルートのラフィク・ハリリ国際空港では、レバノン航空「MEA」が保有するエアバスA321型機2機に銃弾が当たり損傷した。空港周辺で新年を祝う人が銃を空に向けて放った際、流れ弾が当たったとみられる。
レバノン当局は大規模イベントの際に「祝砲」を放たないように国民に呼びかけているが、しばしば危険な発砲が行われ、流れ弾に当たった通行人が死亡するケースさえ発生しているという。
ソウルの悪夢、再び ウガンダで群集事故
東アフリカ・ウガンダの首都カンパラのショッピングセンターでは、年越しの祝賀花火の打ち上げ後、群集事故がありこれまでに少なくとも9人の死亡が確認された。
昨年10月末には、ソウルの繁華街・梨泰院でハロウィンのイベントで集まった群衆が将棋倒しとなる事故が発生。日本人2人やロシア人4人を含む少なくとも158人の尊い命が失われた。それから約2ヶ月で同様の悲劇が繰り返されてしまった。