中国海軍空母「遼寧」沖縄本島と宮古島の間を通過 戦闘機等の発着艦が約320回

日本の防衛省は2日、中国海軍の空母「遼寧」など複数の艦艇が、沖縄本島と宮古島の間を北上し、太平洋から東シナ海に向けて航行したと発表した。
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発表によると、「遼寧」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦1隻、レンハイ級ミサイル駆逐艦2隻、フユ級高速戦闘支援艦1隻の合計6隻が、2022年12月16日、沖縄本島と宮古島の間を南下した。翌日の17日から31日までに、太平洋上の北大東島や沖大東島、沖ノ鳥島周辺海域で、戦闘機やヘリの発着艦が約320回行われたという。
その後の1日、この6隻はこの海域を北上し、東シナ海に向けて航行した。同省によると、航空自衛隊はこの発着艦に対し、戦闘機を緊急発進させて対応した。
1日には、中国軍の偵察型無人機(WZ-7)1機が沖縄本島と宮古島の間を通過し、東シナ海 と太平洋を往復する出来事が起きている。そして翌日の2日、中国軍の「WZ-7」1機が同様 のルートを往復。この動きに対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。
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