ウクライナ最高会議のツイッター(Twitter)アカウントはこれより前、バンデラの生誕114年に関する情報を公開。バンデラの肖像画を背景にしたウクライナのワレリー・ザルジヌィ国防相の写真も載せた。
これにポーランドが憤慨を示した。マテウシュ・モラヴィエツキ首相は記者団に対し、この問題についてウクライナのデニス・シュミガリ首相と既に協議したことを明かした。
その後、バンデラの誕生日に関する書き込みはウクライナ最高会議アカウントから削除された。
ポーランドのアルカディウシ・ムリャルチク外務次官は、ウクライナは「ポーランドの声に耳を傾けた」とコメントしている。
ヴォリン虐殺事件の解釈、またウクライナ民族主義者組織(OUN)とウクライナ蜂起軍(UPA)(両組織ともロシアでテロ認定)時代のウクライナ民族主義指導者に対する扱いは、ポーランド・ウクライナ関係において最も難しい問題の一つ。