4日、ロシアでは「アドミラル・ゴルシコフ」の就航式典が執り行われた。
マリツェフ氏は、「きわめてユニークな艦船。現在、世界のどの国にも、これに匹敵する兵器はない。艦級が上の艦船であっても、装備された兵器の威力はこれよりはるかに弱い」と指摘した。
マリツェフ氏によれば、「アドミラル・ゴルシコフ」は、世界のあらゆる海洋のあらゆる海域において、戦闘任務を遂行することができ、また単独で艦隊に対抗することができるという。さらにマリツェフ氏は、「アドミラル・ゴルシコフ」は「ツィルコン」だけでなく、「オニキス」、「カリブル」などのミサイルも搭載していると指摘した。
就航式典にはウラジーミル・プーチン大統領、セルゲイ・ショイグ国防相、イーゴリ・クロフマリ艦長が出席した。プーチン大統領は、「ツィルコン」は国家の安全を確実に保障する十分な能力を持っていると述べた。一方、ショイグ大臣は、ミサイルは、あらゆる防空システム、対ミサイルシステムを突破することができ、マッハ9(音速の9倍)の速度で飛行し、射程は1000キロ以上だと明らかにした。
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