北朝鮮のドローン、韓国大統領府周辺の飛行禁止区域に侵入していた

聯合ニュースは5日、先月末に韓国領空を侵犯した北朝鮮のドローン(無人機)5機のうち1機がソウルの大統領府周辺に設けられた飛行禁止区域に侵入していたと報じた。
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聯合ニュースが軍関係者を引用して報じたところによると、12月末に南北軍事境界線を越えて韓国の領空に入った北朝鮮のドローン5機のうち1機がソウルにある大統領府を中心とする半径3.7キロの飛行禁止区域に侵入していた。一方、ドローンは「安全保障上重要な施設」に近づくことはできなかったという。
北朝鮮のドローン侵入は、韓国の防空体制に疑問を投げかけた。韓国の軍当局者は、領空の安全保障がこれほど深刻に侵されたことはかつてなかったと強調した。聯合ニュースによると、ドローンの侵入はそのような小型の航空機を検出、追跡、撃墜する準備が韓国ではまだ整っていないことを露呈した。
北朝鮮のドローンは12月26日に韓国領空を侵犯した。
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