NHKによると、7日午前7時半ごろ、ジェットスター・ジャパンの成田空港発福岡空港行きの機体が中部空港に緊急着陸した。警察や空港関係者によると、機体は爆破予告を受け、緊急着陸した。
捜査関係者によると、7日午前6時20分ごろ、成田空港に男の声でドイツから国際電話がかかってきたという。男は英語で「ジェットスターの機体の貨物室に100キロのプラスチック爆弾をしかけた。マネージャーを出さなければ爆破させる」などと話したとのこと。
この便には幼児2人を含む乗客136人と乗員6人が搭乗していて、全員が緊急脱出した。その際、すり傷を負うなどして5人がけがをしたという。
NHKが空港に設置しているカメラの映像では、滑走路に止まった機体から緊急脱出用のシューターが出ている様子が確認された。
空港は緊急着陸から約4時間半にわたって滑走路が閉鎖されたが、安全が確認されたとして午後0時15分に運用が再開された。