共産、安保政策批判でアピール統一地方選へ反政権票狙う

共産党が政府の安全保障政策に対する批判を強めている。他の野党が防衛費増額などに一部理解を示す中で「大軍拡だ」と一貫して非難。4月の統一地方選で反政権票を取り込む狙いがある。国会論戦でもアピールする構えだが野党連携は見通せない。
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共産の小池書記局長は7日、都内で街頭演説し、岸田政権の安保政策は「どう考えても専守防衛と完全に矛盾する」と指摘。「軍事国家造りを止めよう」と統一選での支持を訴えた。
通常国会での論戦を控え、照準を合わせるのは反撃能力保有や防衛費増額に伴う増税方針。志位委員長は5日のBS番組で「大軍拡は許さないとの一点で力を合わせたい」と語った。
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