露連邦院コサチョフ副議長 ブラジルの騒乱は 「中身のないクーデター」

ブラジルの新大統領の選出はクリーンで社会的に認められたものであり、首都ブラジリアで発生した騒乱は「中身のないクーデター」である。ロシア連邦院のコンスタンチン・コサチチョフ副議長が、このような考えを示した。
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ブラジルで2022年末に行われた大統領選でルーラ・ダ・シルバ氏が勝利し、ジャイル・ボルソナロ前大統領は敗北した。そして8日、地元メディアは、この選挙結果に抗議するボルソナロ前大統領の支持者が、ブラジリアにある議会を占拠し、大統領府のプラナルト宮殿の敷地や最高裁判所の建物を襲撃したと報じた。現地の警察は夕方までに政府機関の建物からデモ隊を排除し、400人以上を拘束した。
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コサチョフ氏は「ブラジルで起きたのは奇妙で無意味な『中身のないクーデター』だ。新たな大統領の選出はクリーンなものであり、ブラジル社会と国際社会の両方から認められたものだ」と、テレグラム(SNS)の自身のアカウントに投稿している。
さらにコサチョフ氏は、「遠くて近いブラジルに法と秩序、安定と繁栄が戻ることを祈っている」「(新たな大統領に選出された)ルーラ・ダ・シルバ氏には、自身の公正と行動の一貫性に関して自信を持ってほしい」とSNSで綴っている。
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