同紙によると、日本との初会合では、経済安全保障を議題とし、サプライチェーンの強化や、エネルギー・食料危機などについて議論が交わされる。
定期的に会合を開催することで、日本は「自由で開かれたインド太平洋」などの実現に向けて、ドイツとの協力関係を進展させる意向。インド太平洋地域では米国に加え、英国やフランス、ドイツなどとの安全保障協力を重層的に推進し、中国の強引な海洋進出をけん制したい考えだと同紙は指摘する。
昨年9月、独空軍の戦闘機ユーロファイターが初めて日本に派遣され、航空自衛隊との共同訓練が行われた。11月には、日独外務・防衛閣僚会合(2プラス2)が初めて対面で行われ、年に1回のペースで開催していく方針が確認された。
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