地域別のビール消費量においては、アジア地域が全地域の31.4%を占めており、14年連続で1位になっている。同紙によると、ヨーロッパ地域はアジアに次いで2位(26.5%)。
キリンはこの調査で、各国のビール消費量の比較も行っている。2021年においてビール消費量が最も多かったのは中国(3800万キロリットル)。2位は米国(2410万キロリットル)だった。3位はブラジルで、その消費量は1450万キロリットル。4位はロシアで890万キロリットルだった。
日本は、新型コロナウイルスのパンデミックに伴い飲食店でのアルコール提供の制限などにより、消費量は前年5.2%減の418万キロリットル。7位から8位に後退した。第7位は英国で、ビールの消費量は前年より12.7%増加した。
キリンは国民一人当たりのビール消費量も調査している。第1位はチェコで、国民一人あたりのビール消費量は184.1リットルだった。2位はオーストリアの98.7リットル、3位はリトアニアの96.3リットルと続いている。ロシアの国民一人あたりのビール消費量は61.3リットルで、29位にランクインしている。日本の消費量は33.2リットルで、53位だった。
スプートニクは以前、エクアドルの研究者が400年前の酵母で用いてラテンアメリカ初のビールを再現することに成功したというニュースについて報じた。
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