バイデン氏のオフィスで発見された機密資料、ウクライナに関する情報も

米ワシントンにあるシンクタンクのオフィスで、バイデン米大統領が副大統領だった当時の機密文書が見つかった問題で、その中にはウクライナやイランに関する情報資料が含まれていたことが判明した。CNNが報じた。
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CNNは事情に詳しい関係者の話を引用し「昨年秋に個人事務所で発見されたバイデン氏の副大統領時代の機密文書の中には、ウクライナ、イラン、英国に関する情報機関のメモや説明資料が含まれていた」と報じた
関係者によると、文書の日付は2013年から2016年までさかのぼる。
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一方、バイデン氏は10日の記者会見で、事務所で機密文書が発見されたことに驚き、その内容については知らないと述べた。
米CBSニュースは、首都ワシントンにあるバイデン大統領と関係のあるシンクタンクでバイデン氏が副大統領だった当時の機密文書が発見されたと報じた。機密文書は昨年11月の中間選挙前に、バイデン氏個人の弁護士が発見した。文書はすぐに国立公文書館に引き渡されたが、司法省は文書が個人事務所に持ち込まれた経緯を調べている。ホワイトハウスは、バイデン氏が政権内の役職から外れていた2017年から2020年にかけて、ワシントンの施設を利用したことを認めている。
昨年8月には、米フロリダ州にあるトランプ前米大統領の自宅から国家機密を含む文書300件以上が押収された。
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