消息筋によると、この会社はサウジアラビアの政府系ファンドと、同ファンドが67%を所有する国有鉱業会社Maadenによって設立される。資本金は32億ドル(約4239億円)で、Maadenが51%を出資する。
新たに設立される会社は、非支配株主パートナーとして鉄鉱石、銅、ニッケル、リチウムに投資する。また投資先の鉱山からの原料供給に関する契約の締結も目指すという。
サウジアラビア王室の関係者は今週、同国には1兆ドル超に相当する銅、金、その他の金属の未開発の鉱床がまだあると発表した。これらの鉱床は、その枠内で石油以外の経済分野を発展させることによって石油依存を急激に減らすことを計画するサウジアラビアの「ビジョン2030」プログラムを実施するにあたり、非常に重要な意味を持つことになるという。
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