日本はIPEF を重視するものの、米国のTPP復帰に期待=林外相

日本の林芳正外相はジョー・バイデン大統領が主導する 「インド太平洋経済枠組み」構想(IPEF)に大きな意義を認めているものの、それ以前に始まった環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に米国が速やかに復帰することを望むと表明した。参加国のメンバーらとワシントンで会談した中で表明した。
この記事をSputnikで読む
IPEFはジョー・バイデン大統領が2022年5月に訪日した際に発表された枠組みで、14カ国が参加する。米国は21世紀の新たな経済構想としてこのパートナーシップに期待している。IPEFは現代社会を取り巻く課題解決のためのモデルで、デジタル経済のルール作りに始まり、強固なサプライチェーン構築に至るまでの幅広い協力項目が盛り込まれている。
林外相は会談の中でIPEFは重要な枠組みだとした上で、米国がTPPに復帰すことにも期待すると表明した。
関連ニュース
Nikeの会長がWalt Disneyの会長に就任
サウジアラビア、石油依存低減へ
コメント