司法省、バイデン氏の機密文書保管事件で野党による独自調査を阻止

司法省はジョー・バイデン大統領に関連した機密文書が個人事務所や自宅車庫から発見されたスキャンダルについて、野党・共和党の議員らによる独自調査を阻止している。マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党)が表明した。
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グリーン議員はTwitterへの投稿で、次のように記した。

「我々の照会はすべて「調査中」の扱いとなっており、 連邦議員の調査担当者らにはアクセスできない。というのもメリック・ガーランド(司法長官:スプートニク通信)が特別検察官を任命したからだ」

グリーン議員は独自の調査を認めない司法省の判断について「アメイジング」だと記し、いらだちを示している。
先にケビン・マッカーシ―下院議長(共和党)は大統領による機密文書保管の発覚を受け、連邦議会に調査を呼びかけていた。
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2022年11月、バイデン氏の個人弁護士が外交戦略シンクタンク「ペン・バイデン・センター」にあるバイデン氏の事務所を引き払う際、事務所から「少数の機密文書」が発見された。連邦議会中間選挙前の11月4日夕方、国立公文書記録管理局は司法省に連絡し、機密文書が発見されたことを通達した。しかし、機密文書発見についての発表が先延ばしされてきたことにより、野党共和党の批判を集めている。
その後、機密文書はデラウェア州ウィルミントン市にあるバイデン氏の自宅車庫からも発見された。
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