阪神・淡路大震災から28年 追悼のつどいがコロナ拡大前の規模で開催

1995年に発生した阪神・淡路大震災から17日で28年。神戸市など大きな被害を受けた地域では、遺族などが地震発生時刻の午前5時46分に黙祷するなどして、犠牲者を悼んだ。NHKが報じている。
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阪神・淡路大震災では、建物の倒壊や火災などが相次ぎ、その後の「災害関連死」も含めて、6434人が亡くなった。
兵庫県神戸市の東遊園地では、今年も追悼のつどいが開かれた。地震発生時刻の午前5時46分には訪れた人たちが静かに手を合わせ、犠牲者に黙祷をささげた。
また、犠牲者を追悼する約1万本の竹と紙の灯籠が、震災が起きた日付の「1.17」と「むすぶ」という文字の形に並べられた。「むすぶ」という文字には、震災を経験した人が知らない世代に語り継ぐなど、得られた知恵や教訓を伝えていきたいという思いが込められているという。
新型コロナ感染拡大などの影響で、追悼行事の規模の縮小が続いていたが、今年は竹灯籠の数を2022年の2倍にして、3年ぶりに感染拡大前の規模で開催されている。
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