フォーカス台湾などによると、この計画は今年第2四半期に実現予定。新制度では台湾軍としては初めて、退役した女性も自主的に予備役訓練を受けることができる。8年間のうちに2週間の訓練を2回、また5~7日間の訓練を4回受けるかのどちらかを選択することになる。今回の計画では500人の男性、200人の女性を対象にしているという。
現在台湾では兵役義務があるのは男性だけで、予備役の訓練に関しても抽選で選ばれた男性が受けることになっている。また、女性に兵役はないが、台湾軍18万人のうち約15パーセントは女性で、予備役にも8915人の女性が予備役として登録されている。
台湾では中国との緊張の高まりを受け、防衛力の強化を急いでいる。蔡英文総統は昨年12月、2024年から18歳以上の男子に義務付けられている兵役期間をこれまでの4か月から1年に延長する方針を示していた。
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