菅氏が強引な防衛増税に苦言、与党内での議論が不十分

自民党の菅前首相は政府の防衛費増額に伴う増税方針について、与党内の議論が不十分と指摘し、来週から始まる通常国会で岸田首相からの丁寧な説明を求めた。NHKが報じた。
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菅前首相は18日朝、ラジオ日本の番組「岩瀬惠子のスマートNEWS」に出演し、政府の防衛費増額に伴う増税の方針について「突然だったのではないか。例えば、行政改革で、いくら捻出するなどと示したうえで、できない部分は増税させてほしいという議論がなさすぎた」と指摘したうえで、「新しいことをやる時は丁寧な説明が必要だ」と述べた。
【視点】防衛費を増大しても、安全能力は向上しない?
また、岸田首相が掲げる「異次元の少子化対策」については、「メニューをきっちり出して進めることが大事だ。まだ見えていない中で、財源として消費税の議論はありえない」と苦言を呈した。
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