マルコス・ジュニア氏は「東南アジア諸国連合(ASEAN)として我われは断固として傍観するつもりだ。それは、アジア太平洋地域の未来を、例えば、アジア太平洋諸国そのもの以外の誰かが決めることはできないという考えを堅持しているからだ」と 述べた。
同氏によると、このような立場は過去のように米国の影響範囲と旧ソ連の影響範囲のどちらかを選ばなければならないということから解放する。
マルコス・ジュニア氏は「我われの友好国や隣国は私たちが選ぶ。それが我われの選択となる」と強調した。
マルコス・ジュニア氏は、昨年5月の大統領選挙で勝利した。報道によると、同氏は選挙運動でもフィリピンはウクライナで起こっていることに「干渉する必要はない」と表明していた。