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【独自】ザギトワ「日本は第2の故郷」 マサルは露日の懸け橋

ロシアのモスクワで開催されたフィギュアスケートの団体戦「チャンネル1(ペールヴィ・カナル)杯」は22日、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手(20)が率いる「クラスナヤ・マシナ(赤い車)」が勝利した。終了後のインタビューでザギトワ選手は、日本語メディアとしては唯一現場にいたスプートニクからの質問にも答え、日本への思いを語ってくれた。
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SNS上で日本人向けにメッセージを発信することもあるザギトワ選手。昨今の露日関係の悪化を背景に日本人ファンと直接触れ合う機会が少なくなるなか、スプートニクから自身と日本の関係を問われると次のように語っている。

「私にとって日本は第2の故郷で、日本とのつながりでいっぱいです。飼い犬のマサルだって私のために特別に連れてきてプレゼントしていただきました。これはロシアと日本の友好の懸け橋となりましたし、日本にはいい思い出しかありません」

ザギトワ選手とマサル(2018年)
マサルは平昌五輪での金メダル獲得後、日本の秋田犬保存会が贈呈したメスの秋田犬。ザギトワ選手はマサルの贈呈式にも出席した故・安倍晋三元首相にも言及し、当時を懐かしんだ。
スプートニクに対し、マサルの近況については「最高よ。私が思うにマサルは満足だと思います。彼女には何もかもがありますから」と話している。
また、今大会1日目(21日)の終了後にはチームの仲間に巻き寿司をごちそうしたという。

「皆が『ご飯を食べたい』と言うから、『寿司でいいかい?』と聞きました。そして、皆が『うん』と言ったから注文しました。全員うれしそうでしたよ」

スプートニクが日本(の味)が恋しいかと問うと「はい、それはもう言葉にできないくらい。もうすぐ日本に行けるようになることを願っています」と答えた。
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