EU加盟国、対イラン追加制裁で合意

欧州連合(EU)は23日、ブリュッセルで外相理事会を開き、人権侵害を理由にEUが敷いている制裁体制の枠内におけるイラン情勢を受け、同国に対する新たな制裁パッケージを採択した。
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EU官報に掲載された文書よると、追加制裁の対象となるのは、EUがイラン国内のデモ弾圧に関与していると判断する個人18人と19団体。
制裁リストには、イランのハミド・サジャディ・スポーツ・青年相などが掲載されている。EUは、同氏が「イラン国内の出来事について国内外で自分の意見を表明しないようイランのアスリートたちに強要した」として非難している。
また現旧地域指導者、議員、メディア責任者、治安当局者も制裁対象となった。
団体では、イスラム革命防衛隊(イラン軍の精鋭部隊)の地域支部などが制裁対象となっている。なお、EUはすでにイスラム革命防衛隊に制裁を科している。
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