複数の投稿者によると、火球が確認されたのは31日現地時間午後8時半~午後9時(日本時間同日午後10時半~午後11時)の間。SNS上の現地コミュニティ「チェーペー・クラスノヤルスク」に投稿された映像では、緑色のまばゆい光を放ちながら落下する火球が確認できる。
このほかにも、クラスノヤルスク各地で火球落下をとらえたとみられる映像が複数投稿されている。
ロシア非常事態省によると、火球に関する通報や救助要請はなかったといい、現在のところ被害の情報は確認されていない。
ロシアでは2013年、チェリャビンスク州に隕石が落下。衝撃波で4000棟以上の建物が損壊し、割れたガラスなどによって約1500人が重軽傷を負った。隕石の破片がチェバルクリ界隈で発見され、もっとも大きなものは600キログラムを超え、湖の中から発見された。