Appleの最終利益、前年同期比13%減の300億ドル

米Apple社による2022年12月31日までの売り上げは前年同期比で5.5%減少し、1171億5400万ドルとなった。市場関係者は1218億8000万ドルの売り上げを見込んでおり、これを下回る形となった。最終的な利益は13.4%減って299億9800万ドルとなり、減収減益となった。会社側の決算報告書で明らかになった。
この記事をSputnikで読む
第1四半期でiPhoneの売り上げは8.1%減少し、657億7500万ドルの売り上げとなった。Macは29%減少し、77億3500万ドルの売り上げとなった。iPadは30%減少し、93億9600万ドルの売り上げとなった。会社側の発表を受け、同社の株価は3.3%値下がりした。
会社は、景気減速に対する懸念が強まっている経営環境のほか、新型コロナウイルス対策で中国にある工場の生産能力を大幅に削減して稼働しなければならなかったため最新のiPhoneの生産に影響が出たことが背景にあると説明している。Appleの売り上げが前年同期比で減収になるのは2019年以来初めて。
FRBによる利上げ幅の縮小で円高進む
関連ニュース
ウクライナ政府、欧米以外の友好国に100億ドルの財政支援を呼びかけ
日銀 大規模な金融緩和策を修正 長期金利上限0.5%程度に引き上げ  黒田総裁「物価安定の目標実現目指す」
コメント