朴長官は会見の中で次のように発言した。
「米中関係は国際舞台にとって極めて重要であり、将来的にブリンケン国務長官が北京と交渉するため訪中することに期待する」
朴長官によるとブリンケン国務長官は偵察気球の事件に関する情報を韓国側に提供したという。ブリンケン国務長官が訪中取りやめを決定した点については、「完全に理解する」とした上で、「中国は発生した事態の説明を速やかに誠実に行う義務がある」と続けた。
国防総省によると、気球は民間機が利用するよりも高い上空を飛行しているという。気球は数日前に本土上空に入り、1日にモンタナ州の上空を飛行していたとのこと。国防総省高官は気球が地上の住民に軍事的脅威をもたらすことはないとし、撃墜する考えを否定した。国防総省はこうした気球の活動について、過去数年間で複数回、確認しているという。
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