気球による米国の領空侵犯は事故=中国外務省

中国の気球をめぐる状況は非常事態によって引き起こされた事故で、気球を巡る事実は全て明白になっている。中国外務省が表明した。
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中国側は今回の声明で、他国の領域を故意に侵犯したことはないと主張し、根拠を抜きに中国を批判する一部の政治家らに反発した。一部の政治家は今回の事件を利用し、中国の信頼を貶めようとしていると批判した。
【解説】米国上空に浮かぶ気球は一体何なのか
モンタナ州では先に中国の偵察気球が確認されていた。モンタナ州には米軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射施設がある。国防総省によると、気球は数日前に本土上空に入り、1日にモンタナ州の上空を飛行していたとのこと。国防総省高官は気球が地上の住民に軍事的脅威をもたらすことはないとし、撃墜する考えを否定していた。国防総省はこうした気球の活動について、過去数年間で複数回、確認しているという。
後にモンタナ州上空では爆発が確認された。SNSで拡散されているビデオ映像の真偽は定かではないものの、モンタナ州とされる地域の上空では煙と発光体が見られる。
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