クリミア攻撃した場合のロシアの反撃、メドベージェフ元大統領が警告

ロシアに対する攻撃があった場合、ロシアはその脅威の性質に応じていかなる対抗措置も辞さない。現在はロシア国家安全保障会議の副議長を務めるドミトリー・メドベージェフ元大統領がこうした考えを示した。
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メドベージェフ元大統領はロシアのジャーナリスト、ナダナ・フリドリフソン氏の「ウクライナがクリミア半島やロシアの奥深くを攻撃した場合、ロシアはどのように対応するか」との質問に次のように答えている。

「我々の反撃はどんなものにもなり得る。大統領も明言しているが、我々は自らにいかなる制限もかけず、脅威の度合いに応じていかなる兵器も適用しうる。核抑止のドクトリンを含む文書に基づいたものだ。反撃は素早く、強力で、驚くべきものになるだろう」

また、ウクライナへの現代兵器の供与におけるバイデン政権の狙いは、ウクライナによるクリミアの標的への攻撃を可能とし、ロシアに交渉を強いることだとの米メディアの指摘については次のように反論した。

「彼ら(編注:米国)は正しくない。結果は正反対だ。その場合、どんな交渉も行われず、報復あるのみだ」

また、米国は「その気になれば指を鳴らすだけで紛争を終わらせることができる」のにも関わらず、「米政権や議会は興味がないようだ」とも述べている。
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