ラブロフ外相は次のように述べている。
「我々とマリ、そのほかの多くのアフリカ諸国の友人らは、旧宗主国がこの地を、アフリカ大陸を征服し、搾取してきたことを棄て、世界が変わったことに慣れなくてはならない。
1960年の『植民地と人民に独立を付与する宣言』は、今西側諸国がよく言及する様々な合意のような外交の真似事ではなく、国連総会で全会一致で採択され、履行が義務付けられた文書なのだ」
ラブロフ外相は旧宗主国はこの決定を尊重し、現在の国際関係の発展のなかで自らの立ち位置をわきまえるべきだと指摘した。
また、今回の訪問でラブロフ外相は、マリ国家勲章を授与された。この勲章はマリ人民のために大きく貢献したことを称えるもので、日本の上皇さまや英女王のエリザベス2世らも過去に受賞している。
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