トランプ氏は中国の偵察気球が自身の政権期に少なくとも3度にわたって戦略的に重要な施設の上空を飛行していたとの報道について、「一連の情報操作に他ならない」と主張した。トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、次のように記した。
「中国から気球がやってきて、米国の上を飛ぶなんてことはなかった。どんな種類であれ、どんな形態であれ。私が大統領だった頃にそれが起こっていたら、我々はすぐさま撃墜していただろう」
またトランプ氏はSNS「テレグラム」に投稿した中で 、バイデン・サイドの人物が気球のエピソードで「情報操作を用意し、これに私を関与させようとしている」と記した。
「ロシア、ロシア、ロシアの場合と同様だ。これこそ民主党の 情報操作(デタラメ!)なのだ。そんなことは一度もなかった」
米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は6日、記者団に対し、バイデン大統領が就任して以来、米政府は中国の気球が米領空に侵入した少なくとも数件の事例を把握していると発表した。
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