マレーシア航空墜落事件の捜査が中断 合同捜査チームが発表

マレーシア航空機墜落事件の国際合同捜査チームは2月8日、ハーグでの記者会見で 新たな告発を行うために必要な証拠が得られないとして、捜査中断の決定を発表した。チームのディグナ・ヴァン・ブツェラル広報官が明らかにした。
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オランダ検察庁の公式サイトに発表された合同捜査チームのレポートには、「8年半以上にわたる調査の結果、合同捜査チームはさらに捜査を行う余地がないと判断したため、捜査は中断される」と書かれている。検察庁のホームページに掲載されたチームの報告書に書かれている。
ヴァン・ブツェラル広報官は、捜査結果は別のプロセスで用いられる可能性があると指摘している。
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2014年7月17日、アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空MH17便は、ドネツク近郊に墜落。ウクライナは自国のレーダーからのデータ提供を拒否し、米国も、保有するとされているミサイル発射を確認する衛星画像データを調査に提供することを拒否している。
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