同庁の声明では、「露対外情報庁に寄せられた信頼できる情報によると、米軍はロシアとCIS諸国でテロ攻撃を行うために、ダーイシュ(ISIS)やアルカイダに所属するジハード主義グループから過激派を積極的に勧誘している 」と述べられている。
すでに中東での戦闘行動を経験したテロリストが、シリアのアルタンフにある米軍基地で通常より早いスピードで訓練を受けているという。
声明では、「彼らは即席の爆発物の製造と使用、妨害工作や破壊工作の技術に関する訓練を受けている。特に、外国公館など厳重に警備された施設への攻撃を計画することに注意が払われている」と述べられている。
近い将来、米国はロシアや他のCIS諸国に少人数で過激派を派遣する予定で、過激派は外交官、公務員、法執行官、軍人を対象にしたテロ攻撃を行うという。
米軍の計画によると、「ヒズブ・タフリール」、「ジャマート・アンサルッラー」、「ウズベキスタン・イスラム運動」などの国際テロ集団の地下組織と共に攻撃を準備するという。
同庁は声明で、このような行為によって、米国は主要な国際テロ集団と同列に扱われることになると指摘している。