「我々は全豪オープンテニス2023でウクライナの女子選手(カテリーナ・バインドル)がロシア国籍(カミラ・ラヒモワ)の中立選手とプレーしているのを目にした。また中立の立場のベラルーシ選手(アリーナ・ソボレンコ)が全豪オープンを制したのも目にしている。これがなぜプールや体育館ではあり得ないのか。我々は人権問題に真剣に取り組んでおり、考慮しなければならない。スポーツイベントに誰が参加できるか、決めるのは政府ではない。今日我々が知る形の国際競技会の終わりとなっただろう」
IOC理事会は1月25日、ロシアとベラルーシの選手が国際競技会に中立の立場で復帰することを検討すると明らかにした。同時に、ウクライナにおける特別軍事作戦を積極的に支持する選手については参加を認めないことを提案している。
バッハIOC会長はこれより前、世界の大多数がロシア選手の復帰を支持していると語った。
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