日本飛来も中国の偵察気球 19~21年に九州と東北

防衛省によると、中国の偵察用気球と推定される物体が確認されたのは、19年11月が鹿児島県、20年6月が宮城県、21年9月が青森県のそれぞれ上空だった。
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宮城で見つかった際には福島県でも確認された。青森は八戸市上空だった。14日には、鹿児島県薩摩川内市などでも目撃されていたことが新たに分かった。政府はこの他、22年1月に九州西方の公海上で所属不明の気球を確認していたと公表。中国の偵察気球との関連を調べている。
米国では現地時間4日、東海岸南部沖で米軍が中国の偵察気球を撃墜。残骸の回収と分析を行った。防衛省は米国の動きを踏まえ、日本領空で過去に確認された飛行物体の分析を進めていた。
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