米国 ロシアの衛星を無力化する戦闘用宇宙機を開発

米国はロシアの衛星を攻撃する脅威を作り出そうとしている。ロシアのモジャイスキー記念軍事宇宙アカデミーの学校長、アナトリー・ネステチュク少将が16日にこのような考えを示した。
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ネステチュク氏によると、米国は目下、小型の戦闘用宇宙機を開発し、テストを部分的に行っている。同氏は、「米国の宇宙機は、どんな環境でも、どんな時でも、ロシアの衛星に接近して無力化する隠密行動をとることができる」とみている。
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同氏は、こういった兵器は、「ワンウェブ」や「スターリンク」のような多衛星低軌道通信システムの一部として、米国が軌道に投入する可能性があると断言している。また、再利用可能な米国の宇宙機「X-37B」は現在、小型の戦闘用宇宙システムのキャリアロケットとして積極的に利用されているという。
ロシア外務省は、米国とその同盟国はウクライナでの戦闘行為の際に宇宙の民間インフラを積極的に軍事利用しており、宇宙に軍事化の脅威をもたらし、宇宙を紛争の場にしようとしていると繰り返し発言している。
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