無許可気球は「領空侵犯」 外相、中国・王氏に伝達

【ミュンヘン共同】林芳正外相は18日(日本時間同)、訪問先のドイツ・ミュンヘンで、中国外交トップの王毅共産党政治局員と会談した。
この記事をSputnikで読む
中国の無人偵察用気球とみられる物体の日本上空飛行に関し「いかなる国の気球でも、許可なく領空に侵入すれば領空侵犯になる」と伝えた。建設的かつ安定的な日中関係の構築に向けて連携する方針を確認。外交・防衛当局高官による「安保対話」を来週開催することで一致した。
日本が中国からの渡航者に実施している新型コロナウイルスの水際対策措置についても意見交換。林氏は、中国国内の感染状況を見極めながら柔軟に対応する日本政府の方針を説明した。
(c)KYODONEWS
コメント