メローニ首相はウクライナの首都で行われた共同記者会見で次のように発言した。
「誰かが誰かに襲われた場合、あらゆる兵器は防衛兵器となる。現時点において戦闘機の供与は議論されていない。我々はそうした決定を行う際、国際的なパートナーと連携する。現段階で我々は防空ミサイルシステムに集中する」
またメローニ首相は停戦交渉が始まる上で必要な条件が整うよう、ウクライナに対する軍事支援、財政支援、人道支援を継続すると表明した。
先にイタリアの有力紙ラ・レプッブリカは消息筋を引用し、イタリアがウクライナに5機の旧式戦闘機を供与する可能性があると報じていた。ただし、これは欧州の同盟国が同様の措置を講じる場合にのみ実現するとしていた。その上でイタリアがこの問題で主導権を握ることはないと報じられていた。
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